EMDRセラピーでクライエントの方が直面されている改善されたい状態を扱っていくと
子どもの頃の体験に行き着くことに驚かされます。
アダルトチルドレンとご自身で認識されている場合ばかりでなく
身体症状で苦しんでおられる場合、
気になっていたことを扱っていくと
子どもの頃の記憶にたどり着きます。
先日の「勇気づけセミナー」で 親からの勇気づけの言葉をロールプレイした時
「こんな風に言ってもらえたら すごく嬉しいと思った。」
とおっしゃった方がありました。
大人であり、子どもとしての役割を体験するだけでもそう感じられるのです。
何気なく言っている一言が もしかしたら勇気くじきになっていて
10年、20年経ったときに
「チリも積もれば山となる」
のように小さなトラウマの積み重ねが 大きなトラウマと同じ量になり、
様々な症状として表れることは少なくないのです。