「何で言ってくれなかったの~?」
家族の一員として 家事に参加する、という話し合いを思春期のお子さんとしていた時のことです。
子:お母さんは 私が料理をしたかった時、やらせてくれなかったんです!
母:え~っ、やりたいって何で言ってくれなかったの~?
子:だってお母さん、いつもダメとか、忙しいとか言って・・・。
母:そうなんです。やりたいって言ったんですけど、危ない、とか私がやった方が早いとか・・・でやらせませんでした。でもいつもじゃないんです。
子:いつもだよ~!
子どもは一度でも否定されると いつもそうだろう・・・と思いがちです。
「受け入れたり、受け入れられなかったりして混乱した。」
とおっしゃった30代の方もおられました。
子どもの頃の記憶はその時の状態で記憶に残ります。
ですからお母さんとの関わりに関する混乱状態は その方の場合30代になっても続いていたのです。
子どもはお母さんが大好きです。
一貫した態度で 受け止める、信じる、任せる、見守るを続けると
必ずお子さんの信頼を取り戻せます。