「母親、好きじゃないんです。」
コミュニケーションを回復する第一歩に 基本の挨拶を提案しました。
すると 同じ日に青年が 夕食後
「ごちそうさん!」
と挨拶をした、とお母さんからメールで報告がありました。
次は 私の返事です。
おはようございます。
彼の言葉を解釈すると
「好きじゃないんです。」は「俺より男を取った母は 好きじゃないんです。俺はまだ母親が必要だったんです。」
彼の挨拶は いかに彼が変わりたい、 と思っているかそれを実行する力があるかを示しています。
「終始無言で何とも気まずい空気」と思っているのは 「誰か?」を考えると お母さんです。
彼の方は
「腹減ってた~、これ、うめえじゃん。」
あるいは
「 走馬灯のように何かが脳裏をよぎっていた」
かもしれません。
子どもは 母親を実は大好きなのです。
そうでなければ あれだけ正直にかつ関係を良くしたいとは言えないのです!!!
自分が欲しいだけ甘えさせてもらえなかったという気持ちがあるの で
「好きじゃないんです。」
と言っておられるだけなのです。
「好きじゃない!」
と言われたら
「そっか~」
と短く返事をし こころの中で
「大好きなのね!!!分かったよ~」
と解釈します。
彼は変化が速いので 記録を取っておいて下さいね。
ご報告ありがとうございました。