NHKでEMDRが紹介されてから 発達障害と診断された方が来られることが多くなりました。
その方々のEMDRセラピーを通して 共通する特性が見えてきました。
1.五感が敏感
2.記憶力が良い
この五感が敏感な方は 同じ出来事に出会っても 他の方々より強く記憶にインプットされます。
他の方にはトラウマにならなくても その方にはトラウマになるということです。
記憶力が良いので昔の出来事でも 昨日あったかのように思い出されるのです。
クライエントの方の話では 似た体験をする度にフラッシュバックが起きたり 似た体験をしなくても何らかのきっかけでフラッシュバックが起きるそうです。
「目に出来事が焼き付いていて、耳にもその時の音、声が残っている。身体もそれに反応して緊張したり、震えたりする。」
このような方は EMDRセラピーの後、一時的に
「頭痛、不安感、体のだるさ」などが 出るようです。
ネットで調べると
「大人の発達障害 サポートステーション埼玉」さんのサイトの
「大人の発達障害特性について」
というページがあり、感覚過敏(聴覚、嗅覚、味覚、触覚など)
とありました。
そのサイトにリンクされているものに
「毒舌セカンドオピニオン」
があります。
そこには「HSSという私見」というページがあります。
(ネットで検索する場合は 「HSSという私見」と入れると出てきます。
「HSS(Hyper Sensitivity Syndrome) 超過敏性症候群」と紹介されています。
「心の病気じゃなく、脳のシステム障害である。つまり、過感受性、五感の過敏や誤認、誤作動などが含まれる。神経質だとか心の持ち方ではとらえられない」