2010年10月14日木曜日

子どもの行動の目的

今日は 松戸市女性センターでの初めての講座でした。

「子どもの行動の目的」をしました。
興味深かったのは 宿題をしない子どもへの対応です。

1.根気強く諭す
2.「宿題をしなさい。」と 机に向かうまで叱ってやらせる
3.放っておく
4.その他(     )

の4つの選択肢から選んで頂く問いに対して 一人の方がおっしゃいました。

「私は 1~3、全部しました。1は子どもが中学の時、2は小学校の時、3は 高校生の今、です。」

ロールプレイで子どもの気持ちを それぞれ体験して頂きました。

「うるさい!」「説教が長い!」「やる気がなくなる。」など 親の思いは効果が無い!とのことでした。

「長期的な効果を考えて 現在の対応をしましょう。」
が「勇気づけの対応」の提案です。

2010年10月13日水曜日

ボランティア活動

昨夜はNPO市民活動見本市の実行委員会、きょうは ゆうまつどフェスタの実行委員会。
ゆうまつどフェスタの方は ピンチヒッターだったのですが・・・。

どちらの会でも共通していたのは ボランティア活動ですが 皆さんがとても熱心であられることです。
面白いことに 前者は男性が多数、後者は女性が大部分でした。

私自身は 松戸市民になって7ヶ月経ったところです。
思いがけず 多くの方々に出会う機会を頂き、有り難く思っております。

明日は ゆうまつど=松戸市女性センターでの1回目の「勇気づけの親子関係実践セミナー」です。
少しずつ「勇気づけ」の輪と和が広がっていっているように思います。

2010年10月10日日曜日

日米カップル

きょうは 若いお二人が遊びに来て下さいました。

モントリオールにいた頃、息子と彼が同じ所でバイトをし、彼女が一緒に遊びに来て下さって、メールでのお付き合いが始まりました。

私が帰国した後、中部地方におられたお二人が都内に居を構えられ、再開が実現しました。
彼は日本人で、彼女がアメリカ人です。
ところが 彼女の日本語が上級レベルなので 私とのメールも日本語、今日の会話もほとんど日本語でした。

日本に暮して5年近くになる彼女に 
「住んでいて 不自由なことはある?」
と尋ねてみました。
「不自由なことは ほとんど無いけれど 驚くことがある!」
と。
「日本語の本を読んでいると “あの外人、日本語読んでるよ!ほら!そこの人!」
との会話が聞こえてくる、と。
「日本語の本を読んでるのですから 会話も分かるのです!」
と彼女。そう言えば 私も何度も彼女に
「日本語、本当に上手ですね!ほとんど不自由ないでしょう?」
と 会う度に言ったかも知れません。

バス停で本を読んでいると
「あんた、日本語読めるのかい?」
と聞かれたこともあるそうです。また 
「メールアドレスを交換してメールをすると“日本語、書けるのですね!”と言われるけど その人、英語できないのよ!何語でメールすると思ってたのかしら?日本語で話してたのに!」

「う~ん、やっぱり驚くのは自然だと思うけど!私もいつも驚いてるから!」

彼女は着物の着付けを変わり帯で出来ます!
それを知った時も 本当に驚きました。
「ゆかたなど 着たい時に着れるから 着付けを習ったのは良かった。」
とも・・・。

日本国内、既に20県以上行ったそうで 全県制覇を目標にしている、とのことでした。

いろいろ楽しんでいる彼女に感激しました。
若い友人といると 自分まで若くなった気もちになるから 不思議です。

2010年10月9日土曜日

「美丘」という番組で・・・

講座を終えた後のことです。
「実は アドラー心理学という言葉が気になっていて・・・。“美丘”という番組の中で使われていた対応がアドラー心理学の勇気づけだったようなのです。」
とIさんがおっしゃいました。
講座のチラシには アドラーという言葉が書いて無かったので Iさんは「勇気づけセミナー」がアドラー心理学に基づいたものであることは ご存じ無かったのです。

私がアドラー心理大学院で学んだことを知ると
「縁があったのですね~。」
とおっしゃって下さいました。

16年前、理論では知っていても どのように子どもたちが成長していくのか 実際には見ていなかったので
「実践されれば 効果があります!」
とは言い切れませんでした。
しかし 16年後の今、
「実践された方々の実例をお話しながら“実践されれば 効果があります!」
と言うことが出来ます。

次回の講座と女性センターでの講座、両方を予約して頂けました。
「前回のプリントを お守りのように持っています。」
と うれしい言葉も頂きました。

2010年10月8日金曜日

ドキュメンタリー:死刑裁判の現場

裁判員制度を考える会・松戸の主催で NHKのドキュメンタリー「死刑裁判の現場」~ある検事と死刑囚の44年~の上映会がありました。

2009年11月に帰国するまでほぼ10年間北米に行っており、その間の日本社会についてはネットで知ることが出来る一部の出来事を知っているのみです。

裁判員制度もその間に導入された出来事で内容を知らないため、学んでみたいと思い、上映会に行きました。

ドキュメンタリーは殺人犯の青年に死刑を求刑した検事と死刑の判決が下った青年死刑囚との手紙のやり取り、その検事の苦悩を通して死刑制度について 私達に改めて考えるきっかけを与えているという内容でした。

上映会の後、意見交換がありました。
参加されていた一人の方は 裁判員に選定されるかもしれないという書類を受け取ったことがある、とおっしゃっていました。裁判員制度を考える会の方のお話では 自分が死刑に反対でも 判決は多数決で決められるので 裁判員になった場合、死刑という判決結果になることもあるそうです。ドキュメンタリー「死刑裁判の現場」に出演されていた土方元検事の苦悩は 私たちの苦悩になりうる訳です。

アムネスティ日本のサイトによると「法律上、事実上の死刑廃止国の合計:139 存置国:58」とあります。
カナダ人の友人に DVDの上映会に行ったことを話すと
「日本は死刑があるの?信じられない!!!カナダは 50年近く前に廃止しているよ!」
と・・・。

死刑の判決を受けるような事件を起こさないような「人づくり」「子育て」を広めたい、と思います。
勇気づけの対応では「論理的結末」つまり、この行動にはどのような結末が予測されるか、ということを子どもと話し合います。それと同時に「自分の行動の選択肢を考える」ということも行います。問題に直面した時、解決の方法として どのような選択肢が考えられるかを幼いころから子どもに考えさせていくのです。
自分で選択すると 子どもは行動の結果を自分の責任として捉える力を育てます。

16年間の受講者の方々の成果を見て、より多くの方々にこの育児方法を知って頂きたい、と思います。

2010年10月5日火曜日

効果がありました!

きょうは ちばコープ新松戸店の集会室で「勇気づけセミナー」を開きました。

2才9ヶ月と1才5ヶ月の二人の子どもの若いお母さん、Sさんが受け始められて3回目。
「どうでしたか?先月の講座の後。」
と伺いました。
「すごく楽になりました。」
「イライラして 怒りそうになった時、“一人にして下さい。”と部屋にこもってみたのです。上の子は分かったようでついて来ませんでした。下の子がドアをたたくと 上の子が来て 手を引いて連れて行き、二人で遊び始めました。びっくりしました。」
「食事も 時計を見せて、“ここまでで ご飯は終わり。お片づけします。”と言って、泣いてもあげませんでした。すると次からは 早く食べるようになり、食べる量も増えました。私のイライラも治まって来ました。食事の後も 上の子が何も言っていないのに 食器を運んでくれました。思わずハグしました。それからは いつも食べた後食器を運んでくれます。下の子がそれを見て 同じように運んでくれます。」

幼い子ほど効果は早く出る、とお伝えしていたのですが 私も驚きました。7月、9月と来られてきょうはまだ3回目だったのです。

二人の子を講座の間ベビーシッターして下さっている方も
「二人の子、前とは違って競争しなかった。落ち着いていて 協力して遊んでいた。」
とおっしゃいました。

若いお母さんに「勇気づけ」の子育てを実践して頂いて このような成果を聞かせて頂き、とても良い日でした!!!

そのお母さんと何度も「ありがとうございます!」を交代で言い合ってしまいました!

2010年10月3日日曜日

松戸まつり

日本文化にとても関心があるカナダ人の友人がいます。

彼女が日本に来たので 和太鼓の演奏を見て欲しいと思っていました。

どこを案内しようかと松戸市のHPを見て「37回松戸まつり」が開催され、その中に和太鼓の演奏があることを知りました!!!

私が和太鼓の演奏を初めて見たのは 能登半島の海岸でした。
力強い太鼓、真っ暗な闇の中のかがり火、背景になっている島、強烈な印象があります。

カナダでも和太鼓の演奏は人気がありました。モントリオールには和太鼓のグループがありました。演奏会があると出かけたものです。

カナダ人の友人はカナダにも和太鼓のグループがあることを知って とても驚いていました。
「初めて見たわ!大きなイベントね!!!こんなコミュニティのイベントがあるなんて すごい!!!カナダでは無いように思う!」
と。

パチンコ店にも興味があるとのことで お店に入りました。
写真を撮らせて欲しい、と頼むと
「本当は いけないんですけど、せっかくなので・・・」
と お許しを頂き、1枚彼女の友人のおみやげに写真を撮りました。
カナダでギャンブルを適度に楽しむ友人から パチンコ店について聞かれたとのことでした。

車、電化製品、カラオケ、生け花、折り紙、などはカナダでも見られましたが パチンコはまだ進出していないようです。