1年前にEMDRセラピーをさせて頂いた方にお会いする機会がありました。
治療させて頂いたイメージについて伺いました。
「あ~、そう言えばそうでしたね。全然思い出しませんでした。不思議ですね。」
というお言葉でした。
EMDRセラピーで そのイメージを共有した、けれどもう消えている・・・。
「体験してみないと 分からないでしょうね!」
と おっしゃいました。
2012年5月10日木曜日
2012年5月9日水曜日
カチンとくるんです!
ある方が 仕事の上でのやり取りでのことを話された時に おっしゃいました。
「いつもカチンと来るんです。カチンと来る自分が悪いのかと思って 嫌な気分になります。」
「行動の目的」を当てはめて お話ししました。
「カチンと来たということは 腹が立ったということですか?」
「腹が立ったのであれば 相手の行動の目的は 権力闘争になります。自分の方が正しい、あるいは 自分の立場が上だ、と思って内容を伝えておられる可能性がありませんか?」
「対応の方法は 戦わないことです。協力できるとことは 協力し、感情的に戦わないことを続ければ 関係が長期的に変化するかも知れません。ご自身が カチンと来ることに嫌な気分になるのではなく、自分の感情に気づいたら 相手の行動の目的を推測してみましょう!」
・・・
ある職場で 職員研修を依頼されました。
「行動の目的」「誰の課題?」が 良いかも・・・と この件から考えました。
「いつもカチンと来るんです。カチンと来る自分が悪いのかと思って 嫌な気分になります。」
「行動の目的」を当てはめて お話ししました。
「カチンと来たということは 腹が立ったということですか?」
「腹が立ったのであれば 相手の行動の目的は 権力闘争になります。自分の方が正しい、あるいは 自分の立場が上だ、と思って内容を伝えておられる可能性がありませんか?」
「対応の方法は 戦わないことです。協力できるとことは 協力し、感情的に戦わないことを続ければ 関係が長期的に変化するかも知れません。ご自身が カチンと来ることに嫌な気分になるのではなく、自分の感情に気づいたら 相手の行動の目的を推測してみましょう!」
・・・
ある職場で 職員研修を依頼されました。
「行動の目的」「誰の課題?」が 良いかも・・・と この件から考えました。
2012年5月8日火曜日
宝塚「ブスの25カ条」
“宝塚「ブスの25カ条」に学ぶ美人生活”という記事が マイナビニュースにありました。
1.おいしいと言わない
2.希望や信念がない
3.周囲が悪い
4.声が小さくイジケている
5.いつも口がへの字の形をしている
6.何でもないことに傷つく
7.他人に志嫉妬する
8.他人を信じない
の8項目が見落としがちなポイントとしてありました。
「25項目は知っています。でも変わりませんでした。」
「いろいろな本を読みました。でも 変わりませんでした。」
多くの方がこのようにおっしゃいます。
良いことを聞いたり、本を読んでも変わらないのは「実践」につながっていないからです。
本を読んで 良いと思われたら 毎日の生活の中で実践されれば変化が起きます。
1.おいしいと言わない
2.希望や信念がない
3.周囲が悪い
4.声が小さくイジケている
5.いつも口がへの字の形をしている
6.何でもないことに傷つく
7.他人に志嫉妬する
8.他人を信じない
の8項目が見落としがちなポイントとしてありました。
「25項目は知っています。でも変わりませんでした。」
「いろいろな本を読みました。でも 変わりませんでした。」
多くの方がこのようにおっしゃいます。
良いことを聞いたり、本を読んでも変わらないのは「実践」につながっていないからです。
本を読んで 良いと思われたら 毎日の生活の中で実践されれば変化が起きます。
2012年5月7日月曜日
居場所
「職場に居場所が無いと感じた・・・。」
「家にも居場所が無かった・・・。」
「どこにも所属していなくて 自分には居場所が無いのだと思った・・・。」
クライエントの方々がよくおっしゃる言葉です。
「勇気づけの対応」は「居場所があること」を伝える対応でもあるのです。
教室で怒鳴られたり 叱られたり 無視されたりしたら・・・生徒は居場所があるとは思えないでしょう。
家庭でも同じです。小言ばかり言われる、ダメな子だと言われる・・・居心地が良いとは思えないですね。
「家には帰りたくない。」
と 実家を出て働いたり留学されたりしておられた多くの方から伺ってきました。
子どもが家に帰って来ないことを嘆く親の気持ちは「悲しい」か「腹立ち」です。
親の感情から推測出来る 「子どもの行動の目的」で考えると 注目・関心⇒権力闘争⇒復讐 の復讐の段階に入りかけている場合もあります。
子どもが「居場所がある」と感じ始めると 徐々に行動の目的が変化していきます。
親として、教師としてできることは「勇気づけ」です。
長い時間をかけて 注目・関心⇒権力闘争⇒復讐へと移って行ったものなので 教師や親が「勇気づけ」をしても 一朝一夕には変化は現われません。
私の場合、療育指導で小学校低学年の子どもの態度の変化を見るのに 1年かかっています。
しかし ゆっくりと確実に変化してきました。
1週間に1時間の関係で 1年ですから もっと会う機会が多い関係では 早く変化を見ることが出来ると思います。
「子どもと戦わない、秩序のある自由、常に勇気づける」
を 実践していくことは 始めのうちは大変ですが 慣れていきます。
「家にも居場所が無かった・・・。」
「どこにも所属していなくて 自分には居場所が無いのだと思った・・・。」
クライエントの方々がよくおっしゃる言葉です。
「勇気づけの対応」は「居場所があること」を伝える対応でもあるのです。
教室で怒鳴られたり 叱られたり 無視されたりしたら・・・生徒は居場所があるとは思えないでしょう。
家庭でも同じです。小言ばかり言われる、ダメな子だと言われる・・・居心地が良いとは思えないですね。
「家には帰りたくない。」
と 実家を出て働いたり留学されたりしておられた多くの方から伺ってきました。
子どもが家に帰って来ないことを嘆く親の気持ちは「悲しい」か「腹立ち」です。
親の感情から推測出来る 「子どもの行動の目的」で考えると 注目・関心⇒権力闘争⇒復讐 の復讐の段階に入りかけている場合もあります。
子どもが「居場所がある」と感じ始めると 徐々に行動の目的が変化していきます。
親として、教師としてできることは「勇気づけ」です。
長い時間をかけて 注目・関心⇒権力闘争⇒復讐へと移って行ったものなので 教師や親が「勇気づけ」をしても 一朝一夕には変化は現われません。
私の場合、療育指導で小学校低学年の子どもの態度の変化を見るのに 1年かかっています。
しかし ゆっくりと確実に変化してきました。
1週間に1時間の関係で 1年ですから もっと会う機会が多い関係では 早く変化を見ることが出来ると思います。
「子どもと戦わない、秩序のある自由、常に勇気づける」
を 実践していくことは 始めのうちは大変ですが 慣れていきます。
2012年5月6日日曜日
注目・関心
「注目・関心」を得ることを目的とする子どもの行動に 指導者がどのように対応しているかを見る機会がありました。
「泣く」「拒否」という行動を通して「注目・関心」を得ようとする場合、私たち大人は「こどもが仕掛けた罠」にはまり易い大人の行動がありました。
「泣いている」場合、「どうしたの?」と関心を与えると その子どもは「泣けば注目・関心が得られること」を学びます。注目・関心が欲しいので その行動は続くことになります。
不適切な行動は「見守り」適切な行動に「声をかける」に対して「勇気づけ」を続けて行くと 子どもは「適切な行動をすれば注目・関心を得られること」を学びます。
時間はかかりますが 必ず「適切な行動」が増えて行きます。
「泣く」「拒否」という行動を通して「注目・関心」を得ようとする場合、私たち大人は「こどもが仕掛けた罠」にはまり易い大人の行動がありました。
「泣いている」場合、「どうしたの?」と関心を与えると その子どもは「泣けば注目・関心が得られること」を学びます。注目・関心が欲しいので その行動は続くことになります。
不適切な行動は「見守り」適切な行動に「声をかける」に対して「勇気づけ」を続けて行くと 子どもは「適切な行動をすれば注目・関心を得られること」を学びます。
時間はかかりますが 必ず「適切な行動」が増えて行きます。
2012年5月2日水曜日
弟ばっかり・・・
練馬でセミナーを受けて下さっている方がおっしゃいました。
「行動の目的、という見方は初めて聞いたのですが とても分かり易く、自分の子どもにピッタリあてはまります。このごろ 可愛い、可愛いって上の子(小学校低学年)に接していたら だんだん素直になってきたんです。そう言えば よく“弟ばっかり・・・”って言ってました。」
このような方もおられました。
「この頃、中1の上の子が うるさいな、って表情をするんです。でも そのくせ自分では決められなくて どうでも良いようなことでも 聞いてくるんです。」
この方は 上のお子さんの表情に気づいておられることが事態を深刻にしないで済んでいます。
「よく気づかれていますね。」
と言うと
「誰でも気づくんじゃないんですか?」
・・・
「弟ばっかり・・・と言う」
「子どもが うるさいな、という表情をする」
「子どもの言動にイライラする、腹が立つ」
は 私たち大人が 対応を変えた方が良いというサインですね。
「行動の目的、という見方は初めて聞いたのですが とても分かり易く、自分の子どもにピッタリあてはまります。このごろ 可愛い、可愛いって上の子(小学校低学年)に接していたら だんだん素直になってきたんです。そう言えば よく“弟ばっかり・・・”って言ってました。」
このような方もおられました。
「この頃、中1の上の子が うるさいな、って表情をするんです。でも そのくせ自分では決められなくて どうでも良いようなことでも 聞いてくるんです。」
この方は 上のお子さんの表情に気づいておられることが事態を深刻にしないで済んでいます。
「よく気づかれていますね。」
と言うと
「誰でも気づくんじゃないんですか?」
・・・
「弟ばっかり・・・と言う」
「子どもが うるさいな、という表情をする」
「子どもの言動にイライラする、腹が立つ」
は 私たち大人が 対応を変えた方が良いというサインですね。
2012年5月1日火曜日
復讐?
相手の明らかなミスを指摘したことがきっかけで・・・という話を聞いて思いました。
話した人の感情は「傷ついた」でした。
相手の行動の目的は「復讐」だと 推測出来ます。
相手が「権力闘争、復讐」でこちらに来る時には 私たち自身が気づかずに「こちら側の優位」を伝えていることがあります。
どのような場面でも、自分の気持ちを感じ、相手の「行動の目的」を推測します。
自分の気持ちが 「悲しい」であれば 相手の行動の目的は「復讐」です。
自分の正しさを保ちつつ 相手の正しさ(たとえ間違っている、とこちらが思っても)を受け止める対応が必要になります。
相手が赤ちゃんでも、認知症のお年寄りでも
「人として対等」「相互尊敬」
が 「勇気づけ対応」の根底にあります。
話した人の感情は「傷ついた」でした。
相手の行動の目的は「復讐」だと 推測出来ます。
相手が「権力闘争、復讐」でこちらに来る時には 私たち自身が気づかずに「こちら側の優位」を伝えていることがあります。
どのような場面でも、自分の気持ちを感じ、相手の「行動の目的」を推測します。
自分の気持ちが 「悲しい」であれば 相手の行動の目的は「復讐」です。
自分の正しさを保ちつつ 相手の正しさ(たとえ間違っている、とこちらが思っても)を受け止める対応が必要になります。
相手が赤ちゃんでも、認知症のお年寄りでも
「人として対等」「相互尊敬」
が 「勇気づけ対応」の根底にあります。
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