2016年4月1日金曜日

勇気づけ実践セミナー@松戸市馬橋市民センター

昨年の秋、自宅から徒歩で行ける馬橋市民センターでパソコン講座を受けました。

パソコンを使い始めて20年以上になりますが 習ったことはありません。
手探りでした。

少し習えば もっと楽に使えるはずと思っていましたが チャンスがありませんでした。

自由に質問できる日があり、疑問点がかなり解消♪♪♪
助かりました。

「何に使うのですか?」
と 馬橋市民センターで働いておられる方に質問されたことがきっかけで 
4月からセミナーを開催してくださることになりました。

子どもに限らず どのような関係でも応用可能ということで
「勇気づけ実践セミナー」
というタイトルにしました。

今、私が「勇気づけの対応」で考える必要があるのは 主に孫二人と夫です。

孫を持ったのは 人生で初めて。
日本人でない夫を持ったのも人生で初めてです。

すると 人生で初めて・・・という場面が多々あります。

夫に関しては文化が違うと 生活での行動も異なります。
どちらが正しいかではなく、どう協力していけるか・・・。

2016年3月30日水曜日

結婚しました!

「結婚しました!」
と 友人の娘さん。

彼女が中3~高2まで 英語を一緒に勉強しました。
今から20年ほど前のことです。

友人が言いました。
「娘が勉強に行き詰っている。英語を見てほしい。」

「英語なんて何十年もやっていないから無理!」
という私に 友人は
「育子さんならできる!」
と。
当時の私はうつ状態のどん底でした。

「教えることはできないけれど 一緒に勉強することならできるかもしれない、それでも良い?」
と 始めたのは中3の10月位でした。

疑問が解けた時の彼女の笑顔がうつ状態の私に元気をくれました。
誰かの役に立つことの幸せ
を感じた瞬間でした。

努力しても報われないところでエネルギーをつかうのではなく
報われるところにエネルギーを注ごうと思うきっかけになりました。

あれから20年。
とてもきれいで可愛い彼女ですが なかなか縁がなかったのです。
でも とうとう出会えたと。

とても嬉しい報告でした。
入籍はしたけれど 新居に入るのはこれからとのこと。
仕事も忙しく式や旅行は未定だそうです。
色々な形があって良いのだと感じました。

2016年3月27日日曜日

“どうでも良い”って言えました!

セラピーの練習台になってく下さっている知り合いのママの言葉です。

ママ友の集まりで 意見が違っても同意してしまう自分がいました。
そんな自分に モヤモヤしていました。

最近、あることについて
“どう思う?”
って話をふられたことがあったんです。

自然に
“私は どうでも良いって思っている。”
と言えて すっきりしました。

すると 他の人たちも 同意してくれたんです。
“そうだよね、どうでも良いよね。”
って。

良い気分で自転車をこいで帰宅しました。

そうなのですね。
シガラミから解き放たれます。

楽になっていきます。



2016年3月22日火曜日

好きなものが一つあれば!

友人からメールがありました。
「英語が好きと孫が言うけれど それで何をしようというところにつながっていない。」
とありました。

そこで返信しました。

お孫さん、好きなものがあって素晴らしいとおもいます。
英語が好き!
それで良いのではないでしょうか?
耳に心地いいかもしれない、
英語は 上下関係がないから好きとおっしゃる大学の先生がおられます。
好きで語学を勉強し、最終的にアメリカで専門分野に進まれ、
帰国して研究、先生へという方です。

好きこそものの上手なれ!
大人は ひたすら
「そうなんだね~。うれしいな~。がんばってるね~。」
と見守るだけで、十分だと思うのですが・・・。

「好きなものが一つあれば良いね。
私は欲張りなんだね。」
と 返ってきました。

「相手を傷つけないで 自分の意見を伝えることができたかな~」
と思いました。

2016年3月21日月曜日

パニック障害とブレインスポッティング

「パニック障害のメルマガでブレインスポッティングという最新のトラウマセラピーがあると知りました。」
と 新しく来られたクライエントさんがおっしゃいました。

パニック障害の症状は人によって様々です。

子ども時代の記憶(家庭、友人、学校、習い事等)が肯定的なものか
あるいはその頃に何らかの否定的な記憶になる体験があったか否かで
回復にかかる時間は大きく異なります。

20才代から50才代までの長期にわたるパニック障害の方でも
数回のEMDRとブレインスポッティングで症状がなくなり、海外旅行に行けた方がおられます。
この方の場合、家庭での記憶は肯定的なものでした。

また家庭が肯定的であっても なんらかの精神的な負担感を子ども時代に持っておられた場合もあります。それに加えて思春期以後の体験も重なっていました。
それらの記憶を処理していくと 少しずつ少しずつ軽くなっていかれました。
けれど 時間はかかりました。

子ども時代の感情的な傷つきは セラピーワークに時間がかかると
ソマティック・エクスペリエンスのテキストにもありました。

「時間に違いはあっても必ず良くなります。一緒にがんばりましょう!」
とお伝えしています。

2016年3月20日日曜日

おばあちゃんが謝るなら!

2月28日 答えを教えて ・・・孫との勉強でのことでした。

次の土曜日のこと。
「先週のことがあるので 行かないと言っています。」
とママからメールがありました。

「了解しました。来週は研修で不在ですのでお休みします。」
と返事をしました。

3月15日、ソマティック・エクスペリエンスのトレーニングから帰り、孫のことを思い出した時です。

そう、彼は怒っている、それを受け入れれば良いのだとふっと考えが湧きました。
そこで 孫のママに 孫に伝えて欲しいとメールをしました。

「マー君、おはようございます。
お元気ですか?
マー君とさいごに会ったのは2月の終わりでした。
パパから おばあちゃんが言ったことでおこっていると聞きました。
私が気がつかないでマー君がおこることをいったのですね。
ごめんなさい。
マー君が おばあちゃんをゆるしてくれて また一緒に勉強できるといいなと思っています。
ゆるしてくれる気持ちになったら また来てくださいね。」

ママからメールがきました。
「今度は行くと言っています。」

そして土曜日。
がんばってお絵かき算数に取り組みました。

一段落してから
「何に怒ったのか教えてもらえない?」
と尋ねてみました。

「言わない!」
と。

「そう、じゃあ良いわ。」
で 終了しました。

良い関係を持ちたいと思ったら
自分の正しさを主張するのではなく、
相手の気持ちに沿うことだと実感しました。

ママにメールを読んでどうだったのかを聞いてみました。
「おばあちゃんが謝るなら行くよ!」
と コロッと態度が変わったそうです。

孫と私との関係だけで処理できたことも 
早期解決につながったと思いました。

2016年3月19日土曜日

ソマティック・エクスペリエンス

隔週に来られているクライエントさん。
主にソマティック・エクスペリエンスセラピーで対応させて頂いています。

ソマティック・エクスペリエンスは
イメージ、感情、考えを伺いながら 
身体の感覚を追っていきます。
感覚と同時に身体の動きがでることもあります。

一例ですが、動きが出た時、
その動きをゆっくり動かしてもらうと
「あせっていた」
気持ちで動かしていたのが
「落ち着いた気持ち」
に変化します。

すると
「何でもないことだったのだと思えてきました。」
というように 考えも変化していきます。

きょうは表情も明るくなっておられ
声の出し方がこれまでとは全く違うことに気づきました。

クライエントさんに伺うと ご自身でも気づいておられました。
「これまでは なんだか喉がつまって前に出ない感じでした。」
と。

また 感覚を伺うと
「ニュートラルです。これまでは緊張するか落ちるかだったので、こんな感覚は初めてです。
無(む)って感じ。」
と。