2012年4月30日月曜日

相手も正しい!

不適切な行動を注目し、指摘する。

私達大人がしがちな行動です。

「将来子どもが困らないように教えなければ!!!」
「お母さんと約束したでしょう!」
「いつも~しなさい!って言ってるでしょう!」

「イヤイヤ期」という言葉があります。
自己主張が始まった、意欲がある、意思がある・・・ということですね。

還暦を過ぎた方がおっしゃいました。
「指示、命令的なお母さんだった。言われるままになっていると自分の人生が無くなる、と思った。」

相手の気持ち、意思、正しさを「勇気づけ」ながら接していく必要があります。

子どもは あまり理不尽なことを言わないものです。
生来、意欲があり、建設的です。

「勇気づけの実践」は 「相手の正しさ」を受け止めていくことが出来るようにもなります。

4月末の土曜日、スカイプセミナーをした時のことです。

「相談したいことがあります。困っています。」
と幼稚園児のお子さんを持っておられるお母さんがおっしゃいました。

「それをロールプレイしてみましょうか。私がお母さんになりますね。」

お話下さったお子さんとのやり取りを お子さんの立場で経験してもらいました。

「理不尽!メチャ理不尽!そんなこと言われたら理不尽や!!!」

ロールプレイを体験して頂いただけで 答えを出されました。

2012年4月29日日曜日

行動の目的

相手の行動の目的は 自分の感情から推測することができる。

アルフレッド・アドラー博士の高弟ルドルフ・ドライカース博士が 不適切な子どもの行動の目的を4つに分類し、その行動があった時の大人の感情から「行動目的」を推測し、効果的な対応を 親や教師に指導しました。

「勇気づけの親子関係実践セミナー」でも 1章でこれを学びます。

この理論は 全ての人間関係に応用することができます。

夫婦、嫁姑、自分の両親、同僚、上司などなど・・・。

「イライラした時」
「カチンと来た時」
「ムカついた時」
「傷ついたと感じた時」
などなど・・・。

常に相手の行動の目的を推測することで 自分が感情の渦に巻き込まれることが激減します。

ドライカース・博士による行動の目的は 次の4つです。
1.注目・関心
2.権力闘争
3.復讐
4.無気力

2012年4月27日金曜日

うれしい電話

2才のお子さんのお母さんから電話を頂きました。
「市役所の支所でセミナーのチラシを見ました。チラシを見ていたら そこで働いている方から セミナーがとても良いことを聞きました。2才で イヤイヤ期なので 対応を学びたいと思いました。」
と・・・。

「市民活動助成事業」の世話をして下さっている協働推進課の担当の方から「セミナーを知らせる営業活動を 自力でするように!市役所、支所等にはチラシを配布します。それ以上は自分達で・・・。」
と言われています。

営業・・・私たちの知らない所で どなたかがして下さっていました。
ありがとうございます。

2才、「勇気づけの実践」を始めるのに良い時期ですね!!!

子どもの年齢が低ければ低いほど 効果が現われるのが早いのです。

2012年4月26日木曜日

息子を愛せるようになりました!

「息子を愛せるようになりました!」 ←クリックすると 飛びます
とメールを下さったQさんのお友達が 松戸市のセミナーに来て下さいました。

「Qさんが 人生が100%以上、180%変わった!とおっしゃったので 来ました。」
と・・・。

Qさんは 私が2年前に松戸でセミナーを初めて開いた時に来て下さいました。3月に関西に転居されたのですが 3月に来て下さった時には 隣の県にお住まいの別のお友達を誘って来て下さいました。

セミナーを受けられた方が お友達を誘って下さるのは 本当に有り難いことです。
変化、効果を実感されているから 誘って下さるのですから。

「勇気づけの対応」をお友達同士でされると いっそう輪が広がります。

2012年4月25日水曜日

R君の成長

小2の6月からお付き合いしているR君、あっと言う間に4年生です。

彼は音に敏感で大きな声は好きではありません。
きょうは 私がちょっと大きな声で話すと 顔が一瞬曇りました。
「あ~っ、大きな声、好きじゃなかったのよね、ごめんね。」
と言うと ほっとした表情でうなづきました。

すると
「これ、計算が合ってたら満点だったんだよ。」
と算数のテストを見せてくれました。
3位数×3位数で 0が3個あるものです。

「教科書の説明を見ながらやり直そうか?」
と提案すると 教科書を持って来ました。
「ゼロを省いて・・・」の説明を読むと
「省いて、ってどういう意味?」とR君。

やり方が分かると裏面の間違いも全部やり直しました。
教科書の練習問題も次々にこなしました。

「六角形の変身カード」の説明を読み、変身カードも作りました。

この頃分からない言葉をそのままにせず、絵本の言葉も問いかけてくれます。
「しの字ぎらい」のデジタル絵本を見ていた時、
「分限者って何?あと、奉公人?」
質問が出ると言うことは 彼が「知りたい」という気持ちを持っている表れです。

私たちが学習に意欲的になるためには 
「心身共に安全、安心できる場」で「かつ楽しい」ことが大切だと思います。
(私自身が コーラスの練習で実感しています。)

六角形の変身カード」は 楽しめます。

2012年4月24日火曜日

実践

昨日の練馬区でのフォローアップのことです。
1月にシカゴから成田への機内で隣り合わせた方が参加して下さいました。

これまでに2つの章とフォローアップ2回を受けて下さったのですが 実践されるのが早いことに驚きました。

小学生中学年のお子さんの上履きについて 口を出すことを一切止められたことが先月の御報告でした。
さらに、中学生のお子さんが 学用品を忘れて登校することも「誰の課題?」で 「口を出さないで見守る」ことをされているそうです。

日曜日の松戸のセミナーでは「自然の結末」についての実践を話して下さった方がありました。
ある雨の降る寒い日、薄着かつ傘なしで出かけ、濡れて帰った高校生の息子さん。
否定的な言葉は一切かけなかったそうです。その結果体調を崩して
「バイトを休む。」
と言われた時も
「大丈夫?」
とだけ。

「バイト先で健康管理も仕事のうちだよ、と言われたよ。今度から気を付ける。」

「久しぶりに素直な息子の言葉でした。学ぶ前の自分だったら 言いたいことをたくさん言っていたと思います。勇気づけの対応方法に従ったので素直な言葉が聞けたのだと思います。」
と 笑顔で話して下さいました。

実践されると 必ず変化が起きます!!!

2012年4月23日月曜日

誕生日プレゼント???

あっという間に1年が過ぎ、誕生日でした。

うれしい出来事が続いています。
日曜日、松戸でのセミナーに 2年前から受けて下さった方のお友達が来て下さいました。
「180%変わった!子どもを可愛いと思えるようになった。」
と 勧められたそうです。
オールアバウトのコラム に「息子を愛せるようになりました。」と御紹介した方です。
 ↑ クリックすると 飛びます。
また ちょうど2年前 松戸市にある不登校生の居場所「ひだまり」さんに セミナーの紹介にうかがったのですが 代表の方から 保護者の方々にお話しして頂きたい、とメールを頂きました。

「勇気づけの対応」をご紹介できることは 本当にうれしいことです。

私も成人した息子が二人います。
長男が中2、二男が小4の時から「勇気づけの対応」で接してきました。
私の対応の変化に
「本当にアドラー博士に感謝するよ!」
と息子達が言ったことを思い出します。
「人が変わるのは難しいけれど お母さんは本当に変わったからすごいよ。」
と言ってくれたこともありました。

自他共に認める、頭の固い、指示命令的な母親だったのです!!!