2012年4月25日水曜日

R君の成長

小2の6月からお付き合いしているR君、あっと言う間に4年生です。

彼は音に敏感で大きな声は好きではありません。
きょうは 私がちょっと大きな声で話すと 顔が一瞬曇りました。
「あ~っ、大きな声、好きじゃなかったのよね、ごめんね。」
と言うと ほっとした表情でうなづきました。

すると
「これ、計算が合ってたら満点だったんだよ。」
と算数のテストを見せてくれました。
3位数×3位数で 0が3個あるものです。

「教科書の説明を見ながらやり直そうか?」
と提案すると 教科書を持って来ました。
「ゼロを省いて・・・」の説明を読むと
「省いて、ってどういう意味?」とR君。

やり方が分かると裏面の間違いも全部やり直しました。
教科書の練習問題も次々にこなしました。

「六角形の変身カード」の説明を読み、変身カードも作りました。

この頃分からない言葉をそのままにせず、絵本の言葉も問いかけてくれます。
「しの字ぎらい」のデジタル絵本を見ていた時、
「分限者って何?あと、奉公人?」
質問が出ると言うことは 彼が「知りたい」という気持ちを持っている表れです。

私たちが学習に意欲的になるためには 
「心身共に安全、安心できる場」で「かつ楽しい」ことが大切だと思います。
(私自身が コーラスの練習で実感しています。)

六角形の変身カード」は 楽しめます。