私: 「3位数×2位数のかけ算、何問やる?」
R君:「1問。」
私: 「選択肢は この間と同じで4、5、6問よ!」
・・・
R君:「そのペンで書きたい。」
・・・3色ボールペンが気になる様子。
私: 「良いわよ。どうぞ。」
R君:「今度は 赤で問題書いて。」
「今度は 青で。」
・・・
R君:「あっ、何問やったっけ?」
私: 「数えてみたら?」
R君:「8問もやってた。」
私: 「気がついていたのじゃないの?R君はいつもきちんと数えているから 知っていてやっているのかと思っていたのよ。」
R君:「全然数えてなかった。この調子でもっとやろう、って言わないでよ!」
と笑いながら言うR君。
繰り上がりが3回ある「3位数×2位数」の筆算、スモールステップで取り組んだ所、やり方が分かってきたようでした。
文字も1問目から徐々に丁寧になっていき、8問目にはこれまでで最高の数字が書けていました。
嬉しそうにご家族に報告するR君、私もしあわせなひとときでした。
療育指導で知ったスモール&スローステップは 「勇気づけの親子関係実践セミナー」でも、算数指導でも応用が出来ることを学びました。