クライエントの方からメールを頂きました。
30代の男性、Aさんとします。
彼は中学のころ同級生の女子にいじめられた経験がありました。
「卒業してから10年以上経っているのに 年に何回もいじめられている夢を見るんです。また昨日も見たんです。普段は顔もはっきり思い出せないのに 夢の中でははっきり顔が見えるんです。」
「起きたときは 嫌な気分です。」
3回目に会った時のことです。
「いじめられた夢を見たんですけど 今までと状況が違ったんです。いつもはいじめられているところで終わっていたんですけど 今度は 男子が出てきて 助けてくれたんです。」
「目覚めた時は ほっとした気分でした。」
何ヶ月後かに会った時は
「そういえば 夢はすっかり見ません。忘れてました。」
今回のメールでは次のようにありました。
「新しい方向に進むことが決意できたので 症状も落ち着いている。いろいろなことが ポジティブな視点から捉えられるようになった。」
誰かの役に立つことが 人をしあわせにする。
とアルフレッド・アドラーは言ったのですが 本当にその通りです。
彼のメールのおかげでしあわせを感じました。