2009年7月29日水曜日

親バカと言うんだよ!!!

7年ほど前のことです。
「ベースを習いたいんだけど・・・」
それまでは自分でベースを弾くことを楽しんでいた息子が言いました。

「本人の望むことは できる範囲でできる限り援助する。」
というアドラー心理学の育児講座の基本を踏まえて OKをしました。
「どうなるか分からない、けれど本人が納得いくまで応援しよう。」
と・・・。

高校の最終学年を迎える前には 
「チャーリー・ヘイデンの教えている大学に入りたい。」
と 決めていたようです。

息子は中学を卒業してすぐ 英語を全く話せない状態でカナダに来ました。
時間をかけて高校を卒業しました。
「お母さん、僕もカナダへ連れて行って。」
と 来ることを自分で決めた為 
言葉の通じない高校へ通うことの大変さについては 
ひとことも小言を言いませんでした。

最近息子が下のサイトを送ってきました。
彼の演奏です。
ジャズに興味のある方は是非サイトへ行って聴いてくださいますか?
「そういうのを 親バカと言うんだよ。」
と 息子に言われそうですが・・・。
http://www.reverbnation.com/masatoshisato

私は息子が10才の時からアドラー心理学の育児講座の教えに従って接してきました。アドラー心理学に出会わなかったら 親の意見・考えを押しつけていたと思います。
一度学んで実践すると 家族と良い関係を持つ、どのような人間関係にも応用出来る、実践している人々と安定した良い関係が持てるなど 限りない効果を実感できます。
これはEMDRの理論、効果とも一致していて EMDRのトレーニングを受けることがとても楽しみです。