2012年6月9日土曜日

大阪事務局の方のブログ

NWECフォーラム2011で行ったワークショップに参加して下さったYさんとそのお友達がスカイプでセミナーを受けて下さっています。その様子をブログに書かれたので 許可を頂いて載せます。

メッセージの伝え方

テーマ:
今日はかおりんの家で月に一度の勇気づけ対応のセミナーでした。

セミナーと言っても、受講者はわたしとかおりんの二人。
スカイプで一時間、ロープレをしたり、感じたことを話したりして進めます。
去年の年末から月一回のペースで始めて半年、
今日は『Iメッセージ』と『YOUメッセージ』についてでした。

YOUメッセージは小言・批判になり、
こどもは勇気をくじかれ、反抗的になる。。

Iメッセージは
相手を大切に思っている事を伝える。
普段、子どもとの関わりを考えてみると
YOUメッセージが多い事に気づかされます。
自分もそうやって育ったから
それが自然になってるんでしょうね。。

そして、
わたしが掛ける言葉は、自分の感情をぶつけているだけではないか?
特に《怒り》の感情の時。。。

はい、多々あります。。。
でも、ピークの時に比べると減ったかな。
(甘い自己評価ですが)

イライラしてる。。爆弾っていう自分の感情に気づいて、
その感情を否定せず、自分で認める事で、
必要以上にイライラしなくなったような気がする。。。
認めるというか、受け止める。。。って感じでしょうか。

毎回毎回、目からウロコ目の事ばかりなんですが、
今日も凄い気づきがありました!!!
今日は土曜日なので
かおりんの子どもちゃんもお家にいたんです。
男の子が二人なので手裏剣超やんちゃです!
遊び方もパワーもはんぱなく暴れまわっています。

セミナーが始まる前にも、セミナー中にも
『大事なお勉強してるから隣の部屋で遊んでてくれる?』
『大きな声だとお話が聞こえないからもう少し小さくしてくれる?』
などなど、お願いしていて
その度に、『うん、いいよ!』と良いお返事をしてくれていました。

が、数分と持たず、暴れまわっていました。
そして、セミナーが終わる直前に、隣の部屋から大きな泣き声が!!

自分たちよりも背の高いタンスの上に登り、飛び降りて
着地がうまくできなかったらしく、お兄ちゃんが大泣きしていました。
幸い怪我はなかったのですが、
タンスには弟くんが!!!!
まさに飛び降りようとしていました。

かおりんが引きずり下ろすと
『下りたくない~!!いや~!!!』と大泣きに。。

『怪我したら痛いんだよ!!危ないでしょ!!!』って言い聞かせても
泣き止まず、大暴れするばかりでした。。

ところが、先生が話しかけたら
ピタっと止まったんです。。

先生 『高い所に登りたかったの?』
弟くん 『うん。。。』
先生 『ジャンプしたかったの?』
弟くん 『うん。。。』
先生 『そしたらジャングルジムとか登っても良い所に登ろうか~』
弟くん 『うん。。。』

今まで泣いてたのは?!
勇気づけの対応を目の当たりにし、言葉をなくしました。

ピタッと泣き止み、おとなしくきちんと話を聞いていました

子どもの問題行動をただ注意・禁止するのではなく
その行動を取った理由、子どもの気持ちに焦点を当てる。
そして、受け止める。認める。


自分自身に対して必要な事は
子どもにとっても必要な事なんや。。
って改めて思いました。


身に起きる事はすべて、自分に必要な事。
そこから何でも学びとる事ができる。

そんな事を実感した一日でしたヒマワリ