2012年6月14日木曜日

EMDRセラピー:過呼吸

「何が出てくるか、誰にも分からない!」
「体が覚えている!」

カナダ人のインストラクターが 自信に満ちた笑顔で話されていたことが起きました。

過呼吸になった時のイメージについてのEMDRセラピーをしました。

否定的な認知「私は コントロールがきかない。」の不快度がゼロになると 肯定的な認知「私はコントロール出来る。」をインストールするをしました。

これまでは 簡単にインストールが行えていたクライエントの方でした。
ところが 頭、肩、喉の辺りなどに重みや痛みがでてきました。

肯定的な認知の為のインストールを止め、痛み、重みに対しての両側性刺激をしました。
痛み、重みが消えた時に 肯定的認知「私はコントロール出来る。」の 信頼度も一番高い数値をおっしゃいました。

過呼吸は体に起きた現象なので 体で反応が出たのです。刺激を行う度に痛みや重みが異なった場所に移りました。

「今までで一番疲れました!」

クライエントご自身も 出て来たものが初めてのものであることに驚いておられました。

セラピーと「勇気づけ実践」の成果が ご家族の関係の変化に出ていることを話して下さいました。