きょうは孫との学習4回目でした。
自分が教師をしていた時は じっくり一人一人の子どもを見ている時間はありませんでした。
母親としては 指示・命令型でしたから 「子どもの選択、決意」を全く考えていませんでした。
孫には「彼が自分で選択、決める」ということを 私が頭に置いて問いかけています。
私:何からやりたい?
孫:う~ん、何にしようかな~。お絵かき算数。(テキスト:糸山メソッド 絵で解く算数)
私:じゃあお絵かきからね。
私が一文ずつ読んで 孫が絵に描いていきます。
きょうはダンゴムシの問題でした。
「ダンゴムシさんたちが 3列に並んでいます。
1列目は7匹、2列目は8匹、3列目は6匹です。
では それぞれの列で、前から3番目と後ろから6番目の間にいるダンゴムシさんの数を合わせると、みんなで何匹になるでしょう。」
孫は「それぞれ」の意味が分からなかったので簡単に説明しました。
問題文を全部一度に読んでしまうと難しく感じますが 1文ずつ絵にしていくと簡単にできました。
答えを出してから 式を書いてにっこり!
漢字では 自分の名前の漢字の一部にある「月」の練習をしました。
1画目が長く、2画目が短くアンバランスでした。
私:この字(テキスト:下村式 漢字学習ノート)の月と比べると どう?
孫:こっちが長くて こっちが短い。
私:じゃあどうすれば良い?
孫:自分で手本を見ながら書き直しました。
太めに書いてしまったり、長さがアンバランスになると 何度も自分で書き直していました。
手本と同じように書けると満足気な表情です。
彼が自分でバランス良く書けた字に花丸をつけました。
きょうは 約束の時間にかなり遅れて来ました。
私:今度は時間になったらママに言ってね。
孫:うん、じゃあ、メモする。
「どようびは ばすーのうちでべんきょうおする。7:30にままにいう。」
(ばすー、は夫の名前ヴァスーのことです。)
彼のメモは 私の想定外でした。
私:この「お」を今度見直そうね。
と 「お」の字を私が四角で囲みました。すると
孫:間違った。学校で習った。
と言いながら 自分で 「お」に×をつけ「を」と書きました。
間違うことをおそれないように 否定的な言葉かけをしないこと、
自分で学習に取り組むことを意識するために、
まちがいは彼が自分で訂正することを意識しています。