2012年7月22日日曜日

アドラー心理学の実践

どのような関係でも 効果的(肯定的)な反応を得たいと思ったら
そう思っている立場の人が「勇気づけ」を実践すると
少ない回数で「信頼のある関係」を築くことが出来る、と実践を通して感じています。


練馬でセミナーを受けて下さっている方が 
「絶対に否定的な言葉を出さないのがすごいと思います。」
とおっしゃって下さいました。


私は ひたすら「実践」しているのですが
今でも 否定的と受け止められてしまう表現をして失敗することがあります。
頻度は 年に何回かだと思ってはいるのですが・・・。
(こればかりは 分かりません。)


1994年の11月、次の本に出会ったのが 私がアドラー心理学にはまったきっかけです。


「続アドラー心理学トーキングセミナー:勇気づけの家族コミュニケーション」野田俊作著


「自己決定・自己責任」
の考え方が 私には衝撃でした。


「姑が強いから 私が言いたいことが言えなくて 自分の予定を変更しなければならなかった!」
と 自分を被害者のように考えていた私でした。


☆従うことを決意したのは 外でもない、この私!」
 
 とアドラー心理学では考えます。
 え~っ!!!!!
 私の責任だったの!?!?


この衝撃が アドラー心理大学院で学ぶことにつながりました。
バイリンガルなんて 私には無縁のことだと思っていたのですが
「翻訳なしで学びたい、通訳なしでまなびたい!きっと違うはず!!!」


これは 正解でした。
通訳付きのワークショップに出ると 通訳の方が
英語で話されている講師が 全く言及していないことまで話すことがあるのに気づきます。
おそらく 善意で 分かり易いと信じて付け加えられるのだとは思うのですが
聞いている方は もし英語が理解出来なかったら 全部講師の言葉だと思ってしまいます。


もちろん、とても講師にとても忠実な通訳をする方もあります。

英語を40代半ばから聞き始め、50才寸前に北米へ行き、
英語でアドラー心理学を学んだということ、実践し続けてきたことで
私の人生後半(・・・終盤?)が豊かになっているように思います。


今、とても苦しいかもしれない、けれど実践すると
必ず明るい未来につながります!