2015年3月29日日曜日

R君の卒業

小学校2年生の6月からお付き合いしてきたR君。
3月25日が卒業式でした。

ご家族から卒業式の様子を書いたお便りを頂きました。

アスぺルガーの傾向があると小1の時に診断を受けていました。
感覚が鋭く、周囲に合わせることに困難を感じていました。

R君の希望で支援級も週に1回続けていました。

6年生の半ばのことです。
「授業聞いていれば 分かるんだよ!」
とR君。

その言葉通り、小5、小6では 学習面で私の助けはほとんど要りませんでした。
小1の頃、成績が振るわなかったことが信じられないほどでした。

2月の末のことです。
「今日で最後にする。」
と私との勉強を終わりにすることを自分で決めました。

小4位の時のことです。
ちょっと力を込めて話した時に ビクッとしたことがありました。
感覚の鋭いR君にはとても大きな声に響いたようでした。
「ごめん!ごめん!」
と謝りました。

また、気持ちが落ち着く、と
洋服の裏についているツルツルしたタグを触っていたこともありました。

R君から多くのことを教えてもらいました。

R君の成長が楽しみです。