2009年6月10日水曜日

Mさんからの手紙

Mさん(6月9日の早期回想のMさん)が 日本に帰国される前に手紙を下さいました。

「いろいろお世話になり 有難うございました。今回のカナダ旅行は 予想以上の楽しさでした。とても2週間と思えないほどもりだくさんでした。特に 福田さんとのおしゃべりは 毎回 刺激的であたたかいものでした。福田さんとは 20年くらいあっていなかったのに 全く時間を感じさせませんでした。
中略
私のアレルギーの食事をかえってよろこんでくれたのも 意外で面白い出来事でした。あと、ローションパックが気に入ってくれて
ローションまで作ろうとしたところに カナダにいる人のバイタリティを感じました。
又お会いできる事を楽しみにしています。」

Mさんに出会ったのは 20代前半の教師になるための学校に行っていた頃です。
私たちは同じ団地に住んでいて 同じバス路線を利用していました。
本数の少ないバスなのに 時間になってもバスが来ませんでした。
「来ませんね。」
ということから会話が始まり、タクシーを利用しました。
Mさんが教師であろうことは 持ち物等から予想していました。
私が学生であることを知ると Mさんは
「私は働いているから タクシー代は私が払うから。」
とおっしゃいました。

次に会ったのも バスです。
私も教師として働き始めていました。
「算数わかる教え方という本を探している。」
と言うと
「家にあるから おいでよ。」
と誘ってくださり、そこからお付き合いが始まりました。

その後数年して私が他県に転居し、
お付き合いが中断していましたが ネットで彼女の名前を発見し、
20年ぶりにお会いできたのです。

出会ったころから数えると なんと35年も経っています。
お互いに
「変わっていないね。」
と言い合いました。

心理学では 10才位までに性格が出来上がると言っています。
変わらないわけですね!

そして ほんとうに二人とも変わっていませんでした。