モントリオールは世界ジャズフェスティバルを開催し始めて30年になります。
今年は明日6月30日から7月12日に開かれます。
昨夜はその会場の近くでSeraiという劇団の20周年を祝うショーがありました。
モントリオールはニューヨークと同様に人種のるつぼです。
そのショーでも出演者も観客も様々な国の人々でした。
会場が暑かったので 開演まで涼もうと外に出ました。
「暑いですね・・・」
「人がいっぱいだから 余計に暑くなるのよね!」
と言ったたわいない話から Aさんと言う女性と話が弾みました。
彼女はギリシャ系カナダ人です。
Aさんも劇に関わる仕事をしておられるそうです。
私が心理関係の仕事をしていると聞くと
彼女の脚本について語り始めました。
書いている時は全く気がつかなかったけれど
出来上がった作品が上演された時
内容が自分の人生を語っていた、
また8年ほど前に関わっていた劇の団体が解散した時に
うつ病を経験した、と・・・。
「Aさんはもしかしたら 子どもの頃に同じ様な体験をされている
かもしれませんね。」
と言うと 驚いたように
「そうなのよ。続くことを望んだけれど自分の力ではどうしょうもなくて
無力さを味わったの。」
とおっしゃいました。
アドラー心理学に関心を持って頂けました。
「メールするから!」
と言って下さいました。
新しい出会いになるかも知れません。