2009年10月16日金曜日

グループ事例検討会

EMDRのカテゴリーにも書いたのですが 昨日5時から8時まで スカイプを使って事例検討会がありました。

先日ロンドン(オンタリオ州)のトレーニングパート1で一緒だった人達です。

どの人の例を聞いても 子どもの頃のネガティブな体験が現在の問題と重なっていることが見えます。
アルフレッド・アドラー博士は 精神病理予防として「勇気づけで対応することが 教師や親には不可欠」と力説しました。
今から 100年も前のことです。
現在抱えている問題を解決するEMDR(眼球運動による脱感作と再処理)の治療の中で 子供の頃の様々な感情や思い出が出てくることから見ても アドラー博士の理論は正しかったと言えます。

昨日セッションをしたAさんは
「眼球運動を進めるうちに出てくる自分の言葉にびっくりした。でも どんどんポジティブな言葉も出てきてうれしい。」
とおっしゃっていました。

不登校・引きこもり・うつ病・不安障害・パニック障害等にも有効とのことです。
症状に進展が見られないという方々に 是非試して頂きたいと思います。
「日本EMDR学会」で 全国の治療者の方々を検索できます。

従来の話すカウンセリングほどは治療期間がかかりません。
EMDR治療の様子を英語のニュースで見ることができます。
Youtube EMDR ← クリックして下さい。