2013年6月21日金曜日

子どもの頃の思い出

88歳の母が他界しました。

8月2日に91歳になる父が残りました。
「お父さんは1才の時にお母さんを亡くされているから 一日でも長く私が生きたい。お父さんが気の毒だから。」
と言っていた母の願いは叶いませんでした。

葬儀の夜、妹二人と三人で子どもの頃の思い出話になりました。

一つの出来事に対して それぞれの思い出が異なります。

中学生だった兄が修学旅行で箱根に行き、入れ子になった箱を買ってきたことがあったそうです。
「あなたが当然のように1番大きい箱をもらって K子姉ちゃんがが2番目、私は一番小さな箱をもらったのよ。大きいはこと真ん中の箱には「箱根」って書いてあったんだけど 一番小さな箱には書いてなかったんだよ。だから私は自分で「箱根」って書いたんだよ!今でも私はあの箱持ってるよ。」
すると 次女も
「私も持ってる。」
なんとなくはその箱に記憶はあるけれど それが誰からのお土産だったかは全く覚えていない私。

すると二人は
「あなたが持って入ればちゃんと元の入れ子になったのにね!一番大きな箱をもらった人が覚えていないよ!!!」

などなど・・・。

それぞれのきょうだい順位での記憶の違いを興味深く聞きました。