2013年6月24日月曜日

この子は大丈夫!

療育指導で4月から一緒に勉強している小3のA君。

先週、私が休んだ理由をお母さんから聞いていたようです。

きょう、会うなり言いました。
「誰が死んだの?」

「死んだの、ではなく、亡くなった、と言って下さい。」
と言うと すぐ言いなおしてくれました。

更に、彼の好奇心は個別指導が始まっても続きました。
「先生のお母さんは どうしてお亡くなりになったのですか?」
と。
「亡くなる」という言葉を正しく使って質問してくるA君に本当に驚きました。

「予想を立てて下さい。」
と言うと
「老衰、交通事故、病気、歩いていて迷ってようやく家に帰り着いたけれど 力尽きた・・・・。」
スラスラと5つの予想を立ててくれました。

「では、どれが本当だと思いますか?」
と言うと2回目で 病気、と当てました。

次の彼の質問は 
「何の病気?」
でした。そして 次々と病名を挙げていきました。

「勉強は学校でしているので ここではしたくありません。僕は心を落ち着かせるためにここに来ているんです。」
と言いつつも 私の出す課題についてきてくれました。

新聞記事「どうして渋滞が起きるのか?」の音読、
線なぞり、
新出漢字の読み
漢字の空書き
しっかり取り組めました!

お母さん「今日、どうでしたか?荒れていませんでしたか?」

「しっかりやりました。この子は大丈夫です!信じて下さい!」
とお伝えしました。

エジソンの子どもの頃の逸話を思い出させるA君です。

「お母さん、一緒に信じましょう!お母さんを支えます!ちょっと重いかも?」
と言うと
「ちょっとじゃなく、重いです!」

そう言えば昨年持っていた子のお母さんにも
「k君は大丈夫!私は信じています。」
とお伝えしたことがありました。
「先生が信じてくれているのに 親の私が信じなければ!!!と思いました。」
とおっしゃっていました。

心配ですよね!
心配は 誰の課題?

それに、信じた方が 良い結果につながります!!!