2012年1月18日水曜日

課題の分離・・・誰の課題?

「勇気づけの対応」で お母さん方からよく伺うのが「誰の課題の実践のむずかしさ」です。

朝の起床、洗面、身じたく、学校へ行くこと、宿題をすること、テストの点数・・・
これらについて 「つい、つい口を出してしまう・・・」と・・・。

課題の分離とは 「誰が解決する課題なのか?」を考えることです。

勇気づけの対応では 他者の課題には次以外の場合には 口を出さないという基本姿勢があります。
1.具体的な迷惑をかけられたかどうか
2.手伝って欲しいと 頼まれたかどうか
3.他者に取り返しのつかない迷惑をかけたり 暴力的であるかどうか

1~3が無い時に他者の課題に口を出すことは
「あなたには解決する力が無いから 私が口を出しているのですよ。」
という無言のメッセージが入っています。

自分の対応が 子どもの「自立心と責任感」を育てることになるのかどうか、をいつも考えることも 参考になります。