2012年5月25日金曜日

不登校だった息子さんが!!!

平成23年度松戸市市民活動助成事業の成果発表会が 明日、5月26日(土)に行われます。

「勇気づけの親子関係実践セミナー」を受けて下さったHさんの成果を発表して頂くようにお願いしてありました。仕事で会では発表出来ないということで 手記を寄せて下さいました。

昨年、中二の長男の不登校をきっかけにわらをもすがる思いで「勇気づけ講座」を受け始めました。そして今年の3月、10ヶ月に及んだ講習期間を無事終了し、なんと不登校の長男も4月から気持ちを新たに学校へ通っております。10ヶ月頑張ったことが実を結んだのだと感慨ひとしおで福田先生に感謝しています。

私は今まで子ども達に 朝起きてから夜寝るまで
「宿題したの?」
「顔を洗いなさい。」
「早くご飯食べて。」
「どうして何べん行っても分からないの?」
と指示や命令を繰り返し、自分も子どもに振り回され 疲れ果てていました。子どもは部屋にこもり、私を避けるようになったのは言うまでもありません。
そんな矢先、息子は不登校になったのです。
・朝は起こさない
・ゲームをしていても 口を出さない。
勇気づけ講座は目からウロコの連続でした。全て私がやっていたことと正反対の対応だったからです。
そして極めつけはロールプレイです。受講生同士で母親役、子ども役を演じることで 常日頃自分が何気なく口にしている言葉が これほど子どもにやる気を無くさせると知り、がく然としました。

また、頻繁に受講生同士の問題を共有し、意見交換出来たことも貴重な体験でした。
教室はいつも笑いとあたたかさにあふれ、まさに私自身が勇気づけられました。

現在、子ども達はじぶんのことは自分で決め、自分の責任において行動しています。朝、何回起こしても起きなかったことがウソの様です。福田先生の話によく出て来た「静かな朝」が本当に訪れたのです。

長年やってきた事や考え方はそうそうは変えられず、まだまだ迷い、悩み、葛藤の日々ですが 確実に子ども達は笑顔を取り戻し、ありのままの自分を出せるように変化してきています。

子どもも大人もそしてあらゆる人間関係をしあわせにする この勇気づけ講座。
是非とも一日も早く 多くの方に受けて頂きたいと、切に願っています。