2012年5月21日月曜日

日本EMDR学会に行きました

18日~20日まで 日本EMDR学会とワークショップがありました。

ワークショップは子どものためのEMDRでした。
アメリカで20年子どものトラウマ治療にEMDRセラピーをされているジョアン先生が来られてのワークショップ、多くの学びがありました。

学会の前日17日に三宮に着き、「勇気づけの親子関係実践セミナー」の3章までをスカイプで学んでくださった方お二人と 対面で4章目をしました。

3章までのお子さんとの対応の話の流れで お母さんご自身の子どもの時代のトラウマを取るためにEMDRまでさせて頂く流れになりました。

お二方とも しっかり「勇気づけ」の実践をされていて
「前は怒鳴り声が聞こえていましたが 今では 笑い声が聞かれる家になりました。」
「実践を始めてからは 口を出すことが激減しました。」
と話して下さいました。

17日には 松戸でセミナーを受けてくださっているお母さんからメールを頂いたのですが 不登校だった中学生の息子さんが 4月からずっと登校されていると報告して下さいました。
お母さんが「勇気づけ」を心のそこから実践されると 半年から数ヶ月後には お子さんに全くカウンセリングをしなくても 再登校される、という事例は10年以上前のセミナーでも経験していましたが やはり同じ結果が出ました。

また 昨年セミナーを受けてくださった方のご家族は お子さんを叱ると
「ママからアドラー心理学を教えてもらったら!」
と言われたそうです。
お子さんがお母さんの実践を感じておられる、ということでした。

17日から20日まで EMDR学会ばかりでなく知人の友人お二人に紹介して頂き、EMDRや「勇気づけの親子関係実践セミナー」をご紹介させて頂きました。

そうそう、学会を手伝っておられた学生さんともお話させて頂く機会がありました。
「行動の目的の分類」に関心を示してくださり、つい熱弁をふるってしまいました。
聞いてくださった学生さん、ありがとうございました!