2013年1月12日土曜日

体罰に愛を感じたことはない

大阪市桜宮高校のバスケットボール部主将の男子生徒の自殺問題に関連して 1月12日土曜日の朝日新聞に元プロ野球投手の桑田真澄さんのインタビュー記事が載っています。

桑田真澄さんは このインタビューの中で
「体罰は不要」
「子どもの自立を妨げ、成長の芽を摘みかねない。」
と指摘されたとのことです。

殴ってうまくなるなら 誰もがプロ選手になれます。
私は、体罰を受けなかった高校時代に一番成長しました。
「愛情の表れなら殴ってもよい」と言う人もいますが、私自身は体罰に愛を感じたことは一度もありません。

言葉による脅しも精神的体罰だと思うのですが これも度々耳にします。
「~しないと ~させないよ!」
のような言葉です。
脅しに愛を感じる子どもはないと思います。

脅しや叱責を保護者、教師が続けると 子どもは不適切な行動を強化させていきます。
①注目・関心
②権力闘争
③復讐
④無気力

家庭内暴力は②でも居場所を得られなかった子どもが行う③の復讐です。

自分の行っている対応に効果がなかったら 
「勇気づけの対応」
を試して頂きたいと思います。