2013年1月29日火曜日

療育指導・・・2年後の成果

年長のA君を年少の時から担当させて頂いて丸2年が経過しました。

「自閉症」と診断されているとのことでした。
発語もありませんでした。

最初の頃は 指示が全く通らず、45 分から50分の指導中 何の進展も無いままのこともありました。

今日の指導では 全て指示通りに学習と作業を進めることが出来ました。

5色のペグ(穴のあいた小さな丸い積み木のようなもの)の中から 指示されてた色を取り、棒に通します。
同じ色が 10個ずつあるので 50回の指示があることになります。

「線なぞり」も 自分でペンを持って ずれることなくなぞれました。

などなど・・・。

2年前、勝手に歩き回ったり、椅子に座ることが全く出来なかったことを思うと 信じられないほどの成長です。

「立体パズル」「迷路」などの自分が気に入った学習を 最後のお楽しみに待つことも出来るようになりました!!!

「2年前を思い出して 感動しました!成長の時期が来たのですね!!!」
とお母さんとお話ししました。

療育指導でも ひたすら「勇気づけの対応」で接しています。
楽しく療育指導を継続するには子どもと信頼関係を築くことが まず必要だ、と感じています。