2012年8月29日水曜日

後悔・・・15年間

「私もそうですけれど、私の友達の中にも 大学進学について 親の意向に従ってしまい、“もしあの時に 奨学金でも使って自分のやりたかったことを学んでいたら・・・って言っている人がいます。大学を卒業して社会人になってもです。もう15年間も経ってるのに・・・」

今は15年ですが、それは1年ずつ増えていきます・・・。
記憶から消えるか あるいはそれを肯定出来ない限り・・・。

「勇気づけを実践して 変わられたことはありますか?」
と 聞かれました。

「子どものしたいことを サポート出来たことです。」
とお答えしました。

現在はジャズベーシストになっている二男。
始めは 刺青師になりたいと言っていました。
「なるのなら 一流の刺青師になってね。」
と伝えました。半年後、彼が言いました。
「ベースを習いたい。」

「勇気づけの対応」を知らない時の私であったら
「刺青師なんてとんでもない!」
「半年前には 刺青師になりたいって言っていたでしょう!」
などなど・・・の言葉を言っていたと思います。

「好きなことをするのが 一番!やりたいことが見つかって良かったね!」
と 応援し続けることが出来るのは
「誰の課題?」を学んだからです。
息子の人生は息子の課題。
「具体的な迷惑をかけられていなければ 口を出すべきではない。」
という「勇気づけの対応」を実践しただけなのです。

たまたま昨夜息子と話す機会がありました。
15年間後悔している方があるそうとの話を伝えました。彼が言いました。
「両親に感謝しているよ。」
(彼の父親は 経済的に息子を支えて来ました。)

一緒に支えることが出来なかったのは残念ですが ベーシストになった、チャーリー・ヘイデンに師事できた、という経過は 私の「離婚」があって 彼が私の留学について一緒に行くことを選択したから起きた出来事。
必然・・・を感じます。

「その時親に従ったという自分の決心に後悔している。」
と大切な子どもが言わなくても良いように・・・と願います。
「勇気づけの親子関係実践セミナー」の実践は それを可能にします!!!