お子さんのお母さんからの依頼でした。
ある出来事に対して 良い記憶を持っていないと思うので それを扱って欲しい、ということでした。
お子さんと話をすると お母さんのお考えの通りの内容を話してくれました。
子どもへのEMDRは 大人の手続きとは異なります。
幸い5月の学会でアメリカで長く子ども専門にEMDR セラピーをされている方のワークショップを受けて居ました。
それを応用して行いました。
6才のお子さんは EMDRを始める時には「泣いている子どもの顔」を自分の気持ちとして指差しました。
ところが 何回かの刺激の後には「にっこりしている顔」の絵を指差し、さらにもう少し時間が経った時には
「忘れちゃった!」
と・・・。
セラピーから3週間経ってメールでお子さんの状態を伺いました。
「セラピーの後、積極的になりました。」
とのことでした。
お会いした時に詳しくお聞きすることになっています。