2012年8月10日金曜日

勇気づけ・・・実践17年後・・・

アメリカの「アーティスティックビザ」の結果待ちをしていた息子に「ビザが出た。」
と 弁護士から連絡が入ったと知りました。
芸大卒業後、カリフォルニアでジャズ演奏者として仕事が広がっていた状態でした。
今年の1月、一回目の申請でビザが降りず、
7ヶ月間モントリオールで二回目の申請の結果待ちをしていたのです。

息子に EMDRセラピーをしたのが 昨日のことでした。
ビザ待ちのストレスと進路、もろもろのストレスを抱えた状態を見て、
EMDRを提案したのです。

EMDRの感想を聞くと
「自分の抱えている問題が整理できた。何をしなければいけないかが 明確になった。」
と答えてくれました。といっても 内容はシンプルなものでした。
①練習をする
②運動をする
③タバコを止める
当たり前のことですが ストレスを抱えていると見えなくなる、と言っていました。

夜は「台風」という名前のレストランでお祝いをしました。
「肩の緊張がすっかり取れた。」
と言っていました。

彼は2000年の3月、15才で中学を卒業した時にモントリオールに来ました。
高校に入った時には 英語はほとんどゼロでした。

私は 息子が10才の時から「勇気づけ」の対応で接して来ました。

もし私が「勇気づけの対応」を学んでいなかったら 10年前、息子が
「ジャズベース(コントラバス)を習いたい。」
と言った時、何も言わずに応援するということは出来なかったと思います。

子どもがどんな可能性を持っているか 親には計れない!
どんなことでも 子どもが関心を示したことを肯定的に捉え、
「出来る範囲で出来る限り応援し続ける。」
というのは 私の実践でもあります。