2012年8月2日木曜日

記憶

アドラー心理学では 子どもの頃の記憶を 「早期回想」と呼びます。
そして 私達がそれを記憶しているのは「意味があること」ととらえます。

子どもの頃の記憶で 自分がどう行動していたか、が今の自分の行動に重なっていることが分かると 多くの方が驚かれます。

トラウマは やはり「記憶」です。
その記憶が 今の行動に影響します。

平手でぶたれたことがある。
うらんでいる。


と 職業訓練を受けている青年から聞いたことがあります。
事実かそうでないかは 別として 
彼がそう記憶していることが 今の彼の建設的な行動を阻んでいます。

彼にEMDRセラピーを行っています。