2009年12月15日火曜日

もっと習いたい!

教師をしている友人の話です。

1年生の子ども達に「唱えて覚える下村式の漢字」方式を使って教えているそうです。
子ども達は 2~3回で 止める、はねる、はらう、止めてはらう、などが出来るようになり、自分で手本と自分の字を見比べて
どこを直したらいいか言えるようになるそうです。
「漢字って楽しい。」
「もっと覚えたい。」
という子ども達の声を聞いて 友人は下村式に出会って指導が楽になった、と言っています。
中学年の子どもに教えたときは
「先生、でも 大人は右払いちゃんと書かないよ!」
「分かればいいでしょう!」
などと言ったそうです。
小学1年生は素直に
「右ばらい、書けました~。」
「出来た、出来た、見て!」
等と喜んで正しく書いてくれる、と友人も嬉しそうでした。

ここでも アドラーの子育て方法を応用して 良く書けている部分に声をかけるそうです。
「肯定的な部分に注目する」を実践するのですね。