2009年12月21日月曜日

実践を支えてくれた息子達

今から 11年前のことです。
当時高2の息子が 朝起きてきて言いました。
「お母さん、頭痛い。」
私は彼が 中2の時から子育て講座の教えを実践しており 3年目になっていました。
私が指示的な育児をしていた結果、学校を休むことの決断は 親の仕事、と息子が考えていたということです。

最高にイラ~~~ッとした私は
「だから 何なのよ!!!」
と 叫んでいました。すると 当時中2の二男が 静かに言いました。
「お母さん、違うでしょう。だから、どうしたいの?って言うんでしょう?」
私と二人の息子は大笑いになり その場は収まりました。

また長男が成績表を見せてくれたとき 彼は点数が良かった英語を喜んで欲しかったのですが 私は点数の低い数学に注目して言葉を発したことがありました。
「おかあさん、アドラー勉強しても その程度なんだ!」
息子の言葉にはっとした私は 謝り、
「ごめん、ごめん。やりなおそう。見せるところから 言ってみて。」
と 息子に頼みました。息子は気持ちよく私の願いを受け入れてくれました。
「お母さん、英語、すごいんだよ!」
「本当!頑張ったんだね!」
「そうだよ!そう言って欲しかったんだよ!」

私が アドラー心理学の基本を実践して来られたのは この二人の息子の協力があったからこそ、と最近強く思うようになりました。

実践を助けてくれた 二人の息子に感謝しています。