父、90才・・・要介護2。2012年4月から週に3回ヘルパーさんに食事を作って頂くサービスを受けて います。
母、87才・・・要介護3。2年半前自宅で転んだことがきっかけで 車椅子生活になりました。週に4
泊ショートステイのサービスを受けています。
木曜日夕方帰宅、日曜日の朝、ショートステイに出かけます。
木曜日の夕方から日曜日の朝までが 父と母二人の生活になります。
数年前から 母が金銭管理が出来なくなり、父がしています。
ヘルパーさんに食事を作って頂くための食材の購入は 父が生協の注文書に記入したり、タクシーで買い物に出かけたりしてこなしています。
今年の5月まで自転車に乗っていました!!!
「お父さん、事故にあって即死出来れば良いけれど、中途半端に怪我をしたら痛い思いをして入院することになるのよ!どっちが良い?自転車に乗るのを止めるのと 事故の危険をおかしても乗り続けるのと・・・?」
と 選択を提案しました。
「自転車に乗るのを止めろと言われたから、もう乗らない。」
と 兄夫婦に言ったそうです。
ちょっと違うと思うのですが!!!
「私は 選択肢を出しただけです!!!」
とは 言いませんでした。
母は 同じことを繰り返し尋ねます。
母:「私、いつ施設に行くの?」
私:「日曜日の朝よ。」
母:「いつ帰ってくるの?」
私:「木曜日の夕方よ。」
・・・
同じ会話を繰り返した後 メモに書いて母に渡しました。
母は何度も音読して言いました。
「これ、忘れないようにしまっておかなくちゃあ・・・。」
そして 数分後・・・
「私、いつ施設に行くの?」
面白かったのは 迷子になられていた78才の方が 無事に保護されたという地域の放送があった時の会話です。
母:「私も迷子にならないように 気をつけなくっちゃあ。」
私:「お母さん、車椅子で外に出られないでしょう。大丈夫よ、迷子になりたくてもなれないから!!!」
母:「あ~、そうね!!!」
「勇気づけの対応」を学んでいなかったら このように楽には付き合っていけないと思います。
いろいろな場面で応用がきく「勇気づけ」です。