2012年10月2日火曜日

発達障害:EMDRセラピー 

自閉症、知的障害と精神科医に診断された方に EMDRをしました。

その方は 人が笑っていると 自分が笑われた時の記憶を思い出し、パニックを起こすという症状と暴力を使っていじめられたことを思い出すと イライラして自傷行為(血がでるほど自分の体を傷つける)がありました。

自傷行為がその方のいじめられた記憶と関係があることを知って、すぐにEMDRを行ったのが 今年(2012年)の7月末です。

両極性刺激を数回しただけで
「落ち着いてきた。」
との言葉が聞かれました。
その後、2ヶ月が経過しましたが 自傷行為は全く起きていません。

また、笑われたことについての記憶もはっきり持っておられたので それに対してEMDRを行いまいした。

久しぶりにその方と会って話をされた方が 
「以前は 話をする時に 奥歯を噛みしめていたり 落ち着かなかったりという様子があったが 今回は穏やかで とても落ち着いていた様子に驚きました。」
と 話して下さいました。