2013年3月16日土曜日

何故自殺はいけないのですか?

2013年3月16日、朝日新聞 b10面、「悩みのるつぼ」欄に 
評論家の岡田斗司夫さんが
「何故自殺はいけないのですか?」
に答えておられます。

「あなたこそ問いに回答できる」
と結ばれています。

そう言えば 私も二男に
「一緒に死のうか?」
と言って アクセルを踏んだことがあったそうです。
私は記憶にないのですが 昨年、二男から聞きました。

1994年のことです。
語呂合わせをすると 「イクコクルシイ」となるので 憶えています。
私、育子が人生で一番苦しかった時です。

二男にそう言う言葉をかけたことは記憶に無いのですが
「このまま死んだらどれほど楽だろう。」
と車を運転しながら思った瞬間のことは覚えています。

「死んだら 二人の子どもにどのような影響を与えるのだろう。」
と思ったことも覚えています。

いろいろあったけれど、闇のトンネルを抜けるのに6年かかったけれど
その後の人生は 思いがけないことの連続で楽しんでいます。

高校の頃
「ずっと日本にいるのに どうして英語が必要なの?受験の為なんて無意味!」
と 英語はもとより受験勉強を全く勉強しないで 本ばかり読んでいました。

1994年にうつ症状を体験し アドラー心理学に出会いました。
「翻訳した本で学ぶより、通訳を通して学ぶより きっとちがったものがあるだろう。」
と思い、北米へ行きました。

その後の人生も 親しい友人に言わせると
「無防備」そのものですが・・・。

何もかも失った経験のおかげで強くなったのかと思います。

あの頃の苦しみに比べれば 苦しいことなど何もないように思います。

自殺しなくて 良かった、と思います。