当初は勇気をくじかれていました。
学習面でも 生活面でも本来自分が持っている能力に気づいていませんでした。
きょうは、4年生の最後でしたので
「この1年で出来るようになった点」「今後の努力目標」をあげてもらいました。
出来るようになった点は多々ありました。
「努力目標」を聞いて驚きました。
「算数の点数を上げたい。」
だったのです。
「他の教科に比べて 算数が低いから。」
との理由でした。
「R君、他の教科と比べて算数が一番やさしいのよ!読むテストで良い点が取れるということは考える力があるということなの。算数の点を上げるには 問題をたくさん解くこと、間違ったところの間違い直しをすること。それだけよ。じゃあ、早速やりましょう!」
と、彼が自分で解いて答え合わせまでしてあった “チャレンジ”の間違い直しをしました。
算数の間違い直しだけで1時間頑張れました。
ご家族がおっしゃいました。
「信じて見守り、勇気づけることの成果を感じています。」
担任の先生にも通級の先生方にも恵まれていたR君でした。
ご家族、担任の先生、通級の先生そして私との学習、
みんなの「勇気づけ」がR君を
「自分が苦手だと思い込んでいる算数」
に取り組もうとする意欲を引き出したのだと思います。
①雑誌のチャレンジ
②福田との勉強
の選択を お母さんから迫られた時
「福田先生との勉強は止めないよ!」
とR君が言ったそうです。
R君やご家族からのこのような言葉は 私にとっての大きな勇気づけです。