2013年3月20日水曜日

Mother's deaf =母親原因の難聴

ロールプレイ(役割り演技)を「勇気づけの親子関係実践セミナー」で行います。

ロールプレイをして頂いた後の意見交換を「子どもの気持ち」のみに絞ってからが
とりわけ盛り上がるようになりました。

昨年半ば頃までは 親の気持ちも話して頂いていました。

「子どもの気持ち」を話し合って頂いていたのが いつの間にか親の気持ちを語り合っておられることがありました。

そこで「子どもの気持ち」だけにしてみました。
すると 焦点が定まってしっかりと話して頂けるようになりました。

松戸市でのことです。
「親が何言っても絶対聞くもんか!たとえ親が正しくても!って思います!!!」

練馬での方の言葉と似ています。
「親が勉強しなさいと しょっちゅう言っていました。だからやらなきゃいけないとは 一度も思いませんでした。親の言うことを聞いたふりをして 聞いていませんでした。効果が無い、って自分の体験から知っているのに 自分の子どもには 同じことを言っています!」

♪ ♪ ♪

私の長男が高校生の時に教えてくれました。

長男:「友達に 先生の説教を早く終わらせるコツを教えてやったら 変なところでうなづくから 余計長くしかられちゃったよ!」

私:「すごいコツを知ってるのね。どこでおぼえたの?いつからなの?」


長男:「お母さんが原因だよ!小5位の頃から 聞いているふりをして 頭の中は違うことを考えていたんだよ。」

アドラー心理学でいう
“Mother's deaf(母親原因の難聴)”
そのものでした。