2014年5月18日日曜日

長男の記憶

長男が中2まで 私は(典型的な伝統的)教育ママでした。

①子どもの為によかれ、と思って計画を立て、実行する
②親が正しい、と思い指示・命令をする


長男は今30代前半です。
彼が小1の時、地域のサッカーに入っていたことがありました。
運動な苦手な彼に 少しでも慣れてほしい、という気持ちでした。
日曜日の午後が練習日でした。

「楽しい週末の最後に 何で好きでもないサッカーに行かなきゃいけないか分からなかった。
興味があった訳でもないし、ルールを知っていたわけでもない。苦痛でしかなかった。」
と しっかり記憶にありました。

彼は言葉に出して
「行きたくない。」
「嫌だ。」
とは言わなかったので しばらく続けていました。
長男の記憶では 数か月だそうです。

何か気乗りのしなさそうな長男の様子から
「サッカー、止める?」
と問うと 嬉しそうに
「うん!」
と返事をしたことを覚えています。

気乗りのしない、という様子だったのですが
20年以上経てしっかり
「強制させられた記憶」
として残っていました。

ごめんね!
あの頃、勇気づけの対応を知らなかったから・・・。

彼は今、寝たきり老人になりたくないから・・・
と運動をしているとのこと。

私も同じですが 40歳になってから始めました。