2012年11月24日土曜日

権力闘争:他者は変えられない!

「子どもの不適切な行動の目的」
として扱うので 大人には当てはまらない、と思う方もあるようですが

「不適切な行動の目的」
は どんな関係にも言えます。

相手の行動の目的を探るのに「自分の感情」を使います。

Tさんの口からよく出て来るのが お子さんと学校の先生との関係です。
先生はTさんにご連絡して来られます。

そこでの関係は 先生とTさんです。
Tさんが 
「先生の言葉に対して 腹が立つ」
という感情を持たれるということは 先生の行動の目的は
「権力闘争」
になります。

「権力闘争」での効果的な対応方法は
「土俵から降りる」
です。


先生がいつも鎧を見に付けておられることは その先生と接点のある多くの方が知っているということです。
お母さんの腹立ち、疑問は良く伝わって来ます。
残念なことに 他者は変えられないのです。

お母さんが先生に疑問を伝え続けられることは 実は権力闘争にお母さんも参加していることになります。

子どもとの関係は 家庭では「お母さんと子ども」なのですから
先生からの言葉は 子どもに伝達だけします。

子どもとお母さんの関係では
「勇気づけ」
を続けることが大切です。

長期的に見ると 効果が予測できます。