2013年5月7日火曜日

ごめんなさい!

長男との会話です。

「私はセミナーで〝指示・命令をしていた母親だったと 自信を持って言えます!″と伝えているわよ!」
と言うと 笑っていました。

その流れで お箸の持ち方を教えている時の記憶を話してくれました。
「間違ってるって 叩いたよ。それに ″ちゃんと持てないのなら 食べなくて良い!″とも言ってたよ。」

「ごめんなさい。本当にひどいわね。」
と謝りました。

「でもそのおかげで正しくお箸を持てるから それは有難いと思っているよ。」
と言ってくれたものの・・・。

なんという「勇気くじき」をしていたのかと!!!自分のことながらショックでした!!!
それに 子どもは何十年経ても ちゃんと記憶しているのです!!!

彼は小3の頃から
「18才になったら 一人で暮らす。」
と繰り返し言っていました。
それについても尋ねてみました。
「はっきりした理由は覚えていないけれど やっぱり煩かったんじゃないの!」

彼はその言葉通り、大学1年生のゴールデンウィークに家を出ました。
子どもと暮らせる期間は人生でほんの少しなのだと思いました。

「“ごめんなさい。”を言うのは いつでも遅くありません。」
とセミナーでお伝えしています。
このケースは 30年後、ということになります。

「しつけという名の虐待」に近いような気もします。
「ごめんなさい!」