2013年5月16日木曜日

日本EMDR学会で発表します・・・

5月17日、日本EMDR学会で「EMDRと勇気づけの親子関係実践セミナー」について 発表することになりました。

EMDRはPTSD(心的外傷後ストレス障害)に有効だと アメリカの精神医学会を始め、世界で認められているセラピーです。

アルフレッド・アドラー博士は
「“勇気づけ”で親や教師が対応すれば 精神病理は防げる」
として 今から100年も前に 欧米で「勇気づけ対応」の重要性を説きました。

アルフレッド・アドラー博士の理論は
交流分析
コーチング
集団カウンセリング
認知行動療法
NLP
などなど現代心理学に大きな影響を与えたことでも知られています。

私が学び始めたころに感銘を受けたのは
「目の前に 問題の児童、生徒がいたら 親や教師はその子を変えようとするのではなく、対応の方法を学ぶべきだ。」
という言葉でした。

それまで 教師として、親として 相手を変えるという発想しかなかった私にとって
新鮮な衝撃でした。

EMDRはトラウマ治療で知られています。

トラウマを体験した方に「勇気づけ」で接すると 回復が早いこと
トラウマ的な出来事を体験しても回復力を持てるように、
困難に出会っても 乗り越えていく力を持てるように
「勇気づけ対応」が効果のあることを発表する予定です。