2012年9月20日木曜日

セミナーへ来られている方に送ったメール・・・

お子さんのことで悩んでおられるというメールを頂きました。
返事を次のように書きました。

始めのうちは とても忍耐がいるかも知れません・・・。

黙って見守りつづけ、
頼まれたら、「出来る範囲で 出来る限り」の援助をします。

本当に黙って見守っていてくれるのだ・・・
何を話しても 批判、解説、アドバイスはされないのだ・・・
自分が頼まない限り・・・

と、お子さんに伝わるまで 実践し続けると 娘さんが話されるようになります。

先日のセミナーで Aさんが 娘さんが初めて愚痴を言ってきた、
と言われていました。
Aさんが実践を始められたのは 昨年の6月です。

前にもお伝えしたかもしれませんが お母さんが今実践されていることは 娘さんのこれからの人生を変えることになります。
見えないけれど 大きな力です!!!

一緒に頑張りましょう!!!

参加者の方から 再びメールがきました。
お子さんを 信じきれない自分がある、とありました。
次のように お返事しました。


アドラー心理学では 仮に子どもが嘘をついても 信じたふりをしましょうと提案しています。
嘘を追及すると 子ども、あるいは相手が意固地になります。
関係も悪くなります。
しかし 信じたふりをすると 子どもはうそをついたことを知っているわけですから 自責の念が生れます。関係は 悪くなりません。

以前、「母ちゃん」という 布川事件の桜井さんが書かれた詩を添付でお送りしたことがあるように思うのですが・・・。
添付します。
このお母さんが殺人犯の罪を着せられた息子に「信じているよ!」というメッセージを無言で送り、息子の桜井さんも それを受け止めておられます。

ひたすら信じて待ってあげてくださいませんか・・・。

コンサートに行かれるエネルギーがあることは プラスだと思います。

お母さんにとっても初めての体験で 戸惑われたり、苦しんだりされていることと思います。

いっしょにお子さんを支えていきましょう。